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「IT業界」という言葉だけで一括りにしていませんか?
転職活動において、この巨大な業界をひとまとめに捉えてしまうのは非常に危険です。なぜなら、同じ「IT」でも、商材が「モノ(ハード)」か「無形(ソフト)」か、あるいは「自社サービス」か「受託開発」かによって、求められるスキル、評価の基準、そして将来の年収推移までもが180度異なるからです。
本記事では、IT業界を大きく5つの分類に分け、それぞれの業界のトップ企業計25社の事例を挙げながら、構造・現状・将来像を徹底解説します。
ソフトウェア業界:デジタル社会の「脳」を作る

ソフトウェア業界とは
コンピュータやスマートフォン上で動作するプログラム(ソフトウェア)を開発・提供する企業群を指します。WordやExcelといった業務用ソフトから、スマホアプリ、画像編集ソフトまで、現代社会の利便性を支える「不可欠な技術インフラ」です。
ソフトウェア業界は、その目的や提供形態によって大きく5つに分類されます。
業界の現状
経済産業省の最新統計(令和6年 経済構造実態調査)によると、ソフトウェア業の従業者数は約110.8万人に達し、IT分野で最大級の規模を誇ります。
ビジネスモデルの主流は月額制のSaaS(Software as a Service)へと移行していますが、完全に置き換わったわけではありません。セキュリティやカスタマイズを重視する金融・公共・製造業では、依然として「オンプレミス(自社設置型)」の需要が根強く、現在は「効率のクラウド」と「信頼のオンプレ」の使い分けが進む市場となっています。
今後の展望・注目トピック
有名企業例
| 会社名 | 平均年収 |
|---|---|
| 任天堂 | 966万円 |
| 日本マイクロソフト | 1,302万円 |
| セールスフォース・ジャパン | 1,184万円 |
| ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 939万円 |
| SAPジャパン | 1,161万円 |
ハードウェア業界:ITを「モノ」で体現する製造業

ハードウェア業界とは
PC、スマートフォン、そしてAIに不可欠な半導体や通信設備などの「物理的な機器」を設計・製造する業界です。
業界の現状
ハードウェア業界は、分野によって差はあるものの、半導体や産業機器などの領域では巨額の設備投資と高度な技術力が求められるため、資本力のある大手企業が強い競争優位を持つ構造となっています。この高い参入障壁により、新規参入は難しく、業界全体としては寡占的な傾向が見られます。
一方で、従来の「モノを売って終わり」というビジネスモデルは、価格競争に陥りやすく、収益の安定性や成長性に課題を抱えてきました。そのため近年では、製品にAIやソフトウェアを組み込み、データ活用やクラウド連携によって付加価値を提供する動きが広がっています。
ただし、こうした取り組みは始まったばかりであり、収益の多くを依然としてハードウェア販売に依存している企業も少なくありません。ハードウェア中心で形成されてきた組織文化や人材構成が、変革のスピードを鈍らせている点も、現在の課題として挙げられます。
今後の展望・注目トピック
今後のハードウェア業界では、製品そのものの性能競争だけでなく、「装置を通じてどのような価値を継続的に提供できるか」がより重要になると考えられます。その中心となるのが、AIやソフトウェア、データ活用を組み合わせたリカーリング型ビジネスです。
具体的には、機器の稼働データを活用した予知保全や、運用効率を高める分析サービスなど、ハードウェアを起点としたサービス提供が拡大していくと見込まれます。これにより、企業は安定的な収益基盤を築くと同時に、顧客との長期的な関係を構築することが可能になります。
こうした変化の中で、ハードウェア業界は「モノづくり中心の産業」から、「技術とサービスを通じて課題解決を行う産業」へと進化していくと考えられます。就活生にとっては、技術力だけでなく、ソフトウェアやデータ、ビジネス視点を掛け合わせて価値を生み出せる人材が、今後ますます求められる業界であると言えます。
有名企業
| 会社名 | 平均年収 |
|---|---|
| マクニカ | 1,873万円 |
| 東京エレクトロン | 1,285万円 |
| ソニーグループ | 1,085万円 |
| オリンパス | 922万円 |
| 日立製作所 | 897万円 |
情報処理サービス(SI)業界:社会のインフラを構築

SI業界とは
顧客の経営課題に対し、個別のシステムを企画・開発・運用まで請け負う「システムインテグレーター(SIer)」がメインの業界です。
業界の現状
情報処理サービス(SI)業界は、日本全体のIT投資の約7割を担う巨大市場であり、企業や官公庁の業務システムを支える社会インフラ的な存在です。業務内容が幅広く、教育体制も整っていることから、文系・未経験者の採用枠が最も大きい業界の一つでもあります。
一方で、業界構造としては元請け・一次請け・二次請けといったピラミッド型の多重下請け構造が長年続いています。この構造の中では、下位のベンダーになるほど利益率が低くなりやすく、長時間労働や人月単価に依存した働き方が課題として指摘されています。そのため、「IT=成長産業」というイメージとは裏腹に、労働集約型のビジネスモデルから抜け出せていない企業も少なくありません。
現在のSI業界は、社会的な需要の大きさと構造的な課題を同時に抱えている状況にあると言えます。
今後の展望・注目トピック
今後の情報処理サービス業界では、従来の受託開発中心のビジネスモデルからの転換がより強く求められていくと考えられます。特に、クラウド、AI、データ活用の普及により、単なる「システムを作る仕事」から、「顧客の業務や経営課題をITでどう変革するか」を担う役割へと期待が広がっています。
具体的には、クラウド移行支援や業務プロセスの再設計、データ分析を活用した意思決定支援など、上流工程やコンサルティング領域に強みを持つSI企業の重要性が高まっていくでしょう。これにより、多重下請け構造から脱却し、付加価値の高いサービスを提供できる企業と、従来型の受託開発に依存する企業との間で、差が広がっていく可能性があります。
SI業界は「未経験からITスキルを身につけやすい入口」であると同時に、「どの領域で価値を出すSIerを選ぶか」が将来のキャリアを大きく左右する業界です。技術力だけでなく、業務理解力や課題解決力を高めていくことで、今後も成長の余地がある業界だと言えます。
有名企業
| 会社名 | 平均年収 |
|---|---|
| 富士通 | 929万円 |
| NEC(日本電気) | 963万円 |
| NTTデータ | 923万円 |
| 野村総合研究所(NRI) | 1,322万円 |
| TIS | 807万円 |
インターネット・Web業界:変化と創造の最前線

Web業界とは
SNS、ECサイト、広告、ゲームなど、一般消費者を対象としたサービスをインターネット上で展開する業界です。
業界の現状
インターネット・Web業界は、他業界と比べて歴史が浅く、年齢や年次に関係なく成果で評価されやすい実力主義の文化が特徴です。若手のうちから裁量の大きな仕事を任されたり、早期に責任あるポジションに抜擢されたりするケースも珍しくありません。
一方で、その自由度の高さと引き換えに、厳しい側面も存在します。Webサービスやプラットフォームは24時間365日稼働することが前提であり、障害対応やトラブル対応に対する責任は重いものがあります。また、広告やEC、サブスクリプションなど多くのビジネスがコンバージョン(数値成果)で評価されるため、常に結果を求められるプレッシャーが大きい業界でもあります。
さらに、技術やサービスのトレンド変化が非常に速く、一度身につけたスキルが数年で陳腐化することも珍しくありません。そのため、継続的な学習を怠ると、市場価値が急速に下がってしまう厳しさを持つ業界だと言えます。
今後の展望・注目トピック
今後のインターネット・Web業界では、単なるスピードや話題性だけでなく、持続的に価値を提供できるサービス設計がより重要になると考えられます。ユーザー獲得競争が激化する中で、データ分析やUX改善を通じて、長期的にユーザーに使われ続ける仕組みを構築できる企業が成長していくでしょう。
また、AIや自動化技術の進展により、開発や運用の効率化が進む一方で、「何を作るか」「どの課題を解決するか」といった企画力やビジネス視点の重要性はさらに高まっていくと考えられます。単なる技術スキルだけでなく、数値をもとに仮説検証を回し続けられる人材が求められるようになります。
インターネット・Web業界は成長機会が多く、若いうちから実力を試せる環境である一方、学び続ける覚悟が不可欠な業界です。変化を前向きに捉え、自ら価値を高め続けられる人にとっては、大きなチャンスのある分野だと言えるでしょう。
有名企業
| 会社名 | 平均年収 |
|---|---|
| リクルートホールディングス | 1,145万円 |
| LINEヤフー | 884万円 |
| 楽天グループ | 821万円 |
| サイバーエージェント | 914万円 |
| メルカリ | 1,176万円 |
通信インフラ業界:IT社会の「道路」を守る

通信インフラ業界とは
携帯通信や固定回線といったサービスを通じて、社会や経済活動を根幹から支える基盤産業です。
業界の現状
月額料金を中心とした定額収入が見込めるストックビジネスであるため、景気変動の影響を受けにくく、業界の中でも安定性は随一と言えます。
一方で、スマートフォンの普及が一巡した現在、既存の通信事業だけでは大きな成長を見込みにくくなっています。通信品質や料金面での差別化が難しくなり、価格競争や設備投資負担が重くのしかかっているのが実情です。そのため各社は、通信という強固な基盤を持ちながらも、「安定はしているが成長は鈍化している」という課題に直面しています。
現在の通信インフラ業界は、安定した収益構造を維持しつつ、次の成長軸を模索する転換期にあると言えます。
今後の展望・注目トピック
今後の通信インフラ業界では、通信そのものではなく、通信を起点とした付加価値ビジネスが成長の鍵になると考えられます。具体的には、金融サービス、エンタメ・コンテンツ、法人向けDX支援、データ活用ビジネスなど、「通信以外の柱」をいかに育てられるかが競争の焦点となっています。
また、5Gや次世代通信技術の普及により、法人向けのスマートファクトリーやスマートシティ、IoT分野での活用も広がっていくと見込まれます。これにより、通信インフラ企業は単なる回線提供者から、企業や社会の課題解決を担うパートナーへと役割を拡張していくことが期待されています。
通信インフラ業界は「安定した業界」であると同時に、「通信以外の新規事業を本気で作ろうとしている業界」でもあります。技術理解に加えて、事業企画やビジネス創出に関心を持つ人にとって、長期的に挑戦の余地がある分野だと言えるでしょう。
有名企業
| 会社名 | 平均年収 |
|---|---|
| NTT | 1,069万円 |
| NTTドコモ | 935万円 |
| KDDI | 1,018万円 |
| ソフトバンクグループ | 1,363万円 |
| フジ・メディア・HD | 1,600万円 |
結論:事実から「あなた自身の答え」を導く
IT業界の5分類は、それぞれ異なる収益構造と評価基準を持っています。
キラキラしたイメージや「ホワイト」という言葉に惑わされず、「その業界が抱える課題(影)」も含めて理解することが、後悔しないキャリア選択の第一歩です。
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