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ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(33)が、来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しない意向を17日(日本時間18日)、米専門メディア「ドジャースネーション」が17日(日本時間18日)、公式X(旧ツイッター)にインタビュー動画を投稿した。
現地メディアの取材に応じたベッツは「WBCに米国だ表で出場する予定か?」と問われると「いや、出たいと思っていたけど、出場できないんだ。妻が妊娠しているんだ。ちょうど(WBCが行われる)マイアミにいるときに産まれるんだ。だから妻には『近くにいてくれなかったら離婚する』と言われたんだ」と冗談を交えながら苦笑いで明かした。
ムーキー・ベッツ選手と妻のブリアンナ・ハモンズ(Brianna Hammonds)さんは、15年の純愛を経て2021年1月に婚約し、その年の12月1日にカリフォルニア州ランチョ・パロス・ベルデスで挙式を行いました。
これまで出場の意向を示していたベッツ。
前回大会の23年は主に米国代表の「1番・右翼」で出場し、打率3割2分3厘と活躍。
決勝の侍ジャパン戦にも出場して1点を追う9回無死一塁では、当時エンゼルスに所属していた大谷翔平投手(31)と対戦して二ゴロ併殺打に打ち取られた。24年からチームメートとなった大谷との再戦も期待されたが、参加を見合わせる見込みだ。
メジャーでは来季が13年目で、今季に引き続き正遊撃手としてプレーする見込みとなっている。
米国代表はすでにジャッジ(ヤンキース)、ローリー(マリナーズ)、スミス(ドジャース)、シュワバー(フィリーズ)、ウィット(ロイヤルズ)らが出場することが内定している。

SNSの反応
これに日本のSNSも反応。
「ベッツは家族思い」「残念だけど仕方がない」とベッツの決断に理解を示す一方で、「ベッツがいなくても米国の強さは変わらない」「ベッツ抜きでも十分強い」と主将ジャッジ(ヤンキース)を中心に大物の参加表明が続く米国代表への警戒は変わらなかった。
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