こんにちは!つらいつわりに悩んでいませんか?
「つわりってどんな感じなんだろう」「いつまで続くの?」そんな不安な気持ち、すごくよくわかります。
この記事は、私自身のつわり体験をありのままにお話しするものです。つわりの症状や感じ方は、本当に人それぞれ。「つわりは十人十色」と言われるように、あくまで私の場合はこうだったんだな、というくらいの軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
今、つわりでしんどい思いをしているあなたの気持ちが、少しでも軽くなりますように。

つわり初期(妊娠5週目)
妊娠発覚直後から始まったつわりの実態
私のつわりは、妊娠がわかってすぐ、妊娠5週目から始まりました。
最初のうちは「あれ?なんだか体がだるいな」「軽い車酔いみたいな気持ち悪さがあるかも」という程度。でも、この頃から、これまで大好きだった炊きたてのご飯の匂いがダメになったり、食欲がなくなったりといった変化が現れ始めました。
特に印象的だったのは、この時期なぜか冷たいトマト系のパスタしか食べられなくなったこと。冷蔵庫にある冷たいゼリーや果物、とにかくひんやりしたものが心と体を癒してくれました。
また、毎日の歯磨きも地獄に…!歯磨き粉の匂いが気持ち悪くて、磨くたびに「オエッ」となってしまうんです。水ですすぐのも一苦労でした。

この時期はまだ周りに妊娠を伝えていなかったこともあり、「なんだか体調悪いな…」とごまかしながら過ごすのが本当にきつかったです。
つわり中期(妊娠6週目~9週目)
つわりが終わった…?と思ったら大間違い!
妊娠6週目の終わり頃、朝起きた時に「あれ?なんだか体が軽い!吐き気も少しマシかも?」と感じた日がありました。
「やったー!もしかして私、つわりが軽いタイプ?もう終わりかな?」なんて、一瞬だけ喜んだんです。
でも、そんな甘い期待は翌日に打ち砕かれました…。
翌朝からは、これまで以上に本格的なつわりがスタート。電車の中、街中、どこにいても様々な匂いに敏感になって、吐き気が止まらなくなりました。
町中が臭く感じて、外を歩くだけで吐きそうになるんです。特に、お店から漂ってくる出汁の匂いやコーヒーの匂い、すれ違う人の匂い、車の排気ガスの匂い…もう、ありとあらゆる匂いが全部ダメになりました。
食べづわり、匂いづわり…つらい症状が全部やってきた

私は「食べづわり」と「匂いづわり」がひどいタイプでした。
何か口にしていないと気持ち悪くなるので、常にこんにゃくゼリーやグミ、冷たい飲み物を持ち歩いていました。少しでも空腹になると吐き気が襲ってくるんです。
この頃、以前から予約していたミュージカルを見に行ったのですが、もう本当に地獄でした。電車に乗るだけで吐きそうになるし、なんとか会場について、開演までの間に入った喫茶店のコーヒーの匂いが気持ち悪い…。でも、空腹になるともっと吐き気が増すので、喫茶店でトマトパスタをハンディファンで冷やしながらなんとか食べました。
劇場内では、空腹をしのぐために、休憩時間にキンキンに冷えた麦茶とグミを必死に口にしました。座っているだけでも呼吸が苦しくなるし、とにかく体力も精神力も限界でした。
こちらの記事で「つわり中に何とか食べられた物」を詳しく紹介しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
つわりのピークはいつ?私の場合
つわりのピークは、妊娠8週目から9週目頃でした。
この時期は、もう本当につらくて、一日中二日酔いが続いているような状態。寝ていても気持ち悪いし、起き上がるのも一苦労でした。
息苦しさやひどい頭痛、めまいも加わって、歩くのもやっと…。
メンタルもズタボロで、意識朦朧としながら行っていた仕事でつらいことがあり、家で涙が止まらなくなり大号泣してしまった時は、今思うと鬱手前だったのかもしれません。。。
つわり後期(妊娠10週目~12週目)
少しずつ楽になったのは妊娠10週目から
妊娠10週目に入った頃、朝起きた時にふと「あれ?いつもより体が軽いかも」と感じる瞬間がありました。
吐き気も少し和らいできましたが、まだまだ全然元気ではない状態。この頃はこんにゃくゼリーやレモネード、オレンジジュース、リンゴジュースなど、サッパリしたものでなんとか栄養を摂っていました。
そして、妊娠11週6日目!
この頃には、つわりが落ち着いてきたのを実感しました。例えるなら、風邪が治りかけの「病み上がり」のような状態。体が少しだるかったり、頭が痛いなと感じることはありましたが、あの地獄のような吐き気がかなり減ったのが本当に嬉しかったです。

その代わりに、立っているだけで地震が起きているかのようなひどいめまいや、少し動いただけで息切れがするなどの症状はしばらく続きました。
私が試したつわり対策とあってよかったもの
人によって効果は違うかもしれませんが、私がつらいつわりを乗り切るために試したことや、あってよかったものをいくつかご紹介します。
つわり対策
- マスクとタオルで匂いをシャットアウト 外を歩く時は、マスクの上からさらにタオルで鼻を覆って匂いを遮断していました。とにかく匂いが気持ち悪かったので、この対策は欠かせませんでした。
- 食べづわり対策でちょこちょこ食べる 常に空腹にならないよう、グミやゼリー、飴などをカバンに入れて持ち歩き、気持ち悪くなる前に少しずつ口にしていました。
- アイス枕で頭を冷やす 頭痛や気持ち悪さがひどい時は、アイス枕で頭を冷やすと少し落ち着きました。職場の冷凍庫にも入れさせてもらって休憩時間に頭を冷やしてました。
あってよかったもの
- ペットボトルストロー 寝たきりの時は、本当にこれに助けられました。出産時も重宝するので早めに用意しておいても良いかと思います。
- ひんやりしたこんにゃくゼリー、ジュース 気持ち悪い時でも口にできたのが、冷たいゼリーや果物でした。
- 蒸気でホットアイマスク 気分転換にもなり、リラックスできました。芳香剤や香水などは吐き気がしましたが、このアイマスクのゆずの香りはとってもすっきりして好きな香りでした!
- 葉酸サプリ つわりで食事が偏りがちだったので、妊娠前から飲んでいた葉酸サプリが心強かったです。このおかげかどうかは分かりませんが、とっても元気な赤ちゃんを出産することができました!!
つわりの時に辛かったこと5選
つわりになるまで知らなかった、実際に辛かったこと5選を紹介します。
1. 周囲に言えない辛さ 妊娠初期はまだ周りに報告していなかったため、つらいのに元気なフリをするのが本当にきつかったです。
2. 満員電車で座れない お腹はまだ出ていないので、マタニティマークをつけていてもなかなか席に座れず、満員電車で吐きそうになることもありました。
3. 周囲の理解不足 「つわりが全くなかった」という友人が多かったため、「なんで私だけこんなにつらいんだろう…」と落ち込んでしまい、メンタルがやられました。
4. 終わりが見えない不安 「このつわりはいつまで続くんだろう」「一生このままだったらどうしよう…」と、終わりが見えないことへの不安が一番辛かったです。
5. 食べられるものが毎日変わる 昨日は食べられたものが今日はダメ、ということがしょっちゅう。食べたいものが思いつかず、泣きそうになることもありました。
まとめ
つわりは、本当に「十人十色」です。
私の場合はつらい時期が続きましたが、つわりが全くない人もいれば、軽かったり、吐き気ではなく眠気やだるさがメインだったり…症状は本当に人それぞれ。だからこそ、周りと比べて落ち込む必要はありません。
今つわりで苦しんでいるあなたは、決して一人ではありません。
どうか、つらい時は無理をしないで、周りに頼れる人がいたら思い切って頼ってみてください。そして、たくさん頑張っている自分を、どうかたくさん褒めてあげてくださいね。

つわりには必ず終わりがあります。その日が来るまで、どうかご自身を大切に過ごしてください。つらい気持ちが少しでも軽くなるヒントになれば嬉しいです。
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