nuna DEMI next(ヌナ デミネクスト)徹底解説!メリット・デメリットから「どんな人におすすめ?」まで【後悔しない選び方】

オランダ発のベビーブランド「nuna(ヌナ)」から登場したフラッグシップモデル、DEMI next(デミネクスト)をご存知ですか?

スタイリッシュなデザインに加え、走行安定性、そして「二人乗りにも対応できる」拡張性から、日本でも非常に注目を集めています。

あのメジャーリーガーの大谷翔平選手夫妻が使用されていると噂されていることでも話題になりましたね。

値段もサイズも大きいけど、本当にその価値はあるの?

重いって聞くけど、日常使いで大丈夫?

この記事は、そんな疑問を持つ方に向けて作成しました。

DEMI nextの購入で後悔しないよう、リアルなメリット・デメリット、そしてどんな家族に特におすすめなのかを徹底的に深掘りしていきます。


nuna DEMI nextってどんなベビーカー? 基本情報と立ち位置

引用:nuna公式

まずはDEMI nextの基本的な情報と、nunaラインナップの中での立ち位置を確認しておきましょう。

引用:楽天市場
項目詳細
価格帯(税込)¥140,800~
対象月齢生後6ヶ月から22kg(生後48ヶ月)まで
本体重量15.4kg
本体サイズW63×D83×H123cm
W63×D69×H88.5cm(折りたたみ時)
カラー・キャビア
・ビスコッティ
・シーダー
付属品・レインカバー
・ベビーシート用アダプター
・シブリング用シートアダプター
・ホロ1種
・背面収納ポケット
でん家族
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DEMI nextはnunaのベビーカーの中でも、特に安定性・居住性・拡張性を追求したフラッグシップモデルです。


nuna DEMI next の【5つのメリット】〜魅力的な特徴を深掘り〜

DEMI nextが多くのパパママに選ばれている魅力を見ていきましょう。

メリット
  • 【拡張性】1台で4通りの使い方ができる
  • 【走行安定性】ハイシートとタフな足回り
  • マグネット式バックルでストレスフリー
  • 大容量&着脱可能な収納バスケット
  • シートを装着したまま両対面折りたたみ可能

メリット1:【拡張性】1台で4通りの使い方ができる

DEMI nextの最大のメリットは、ライフステージの変化に柔軟に対応できる驚異的な拡張性です。

引用:楽天市場
スタイル特徴対象月齢
① トラベルシステム車で寝てしまった赤ちゃんを起こさず、ベビーシートごとベビーカーにドッキングすることが可能。新生児〜(対応ベビーシートによる)
② 一人乗り(対面・背面)超ハイシートで赤ちゃんとの距離が近く、快適な走行。生後6ヶ月〜
③ 二人乗り(シブリング)別売りシートやボードで、年子の兄弟姉妹に対応可能。上の子の月齢による
④バウンサー自宅やピクニックなどで使用可能
でん家族
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特に二人目以降の出産を予定しているご家庭にとって、ベビーカー本体を買い替えずに二人乗りに対応できるのは、経済的にもスペース的にも大きなメリットですね!

トラベルシステムの詳細解説

DEMI nextは、nunaのインファントカーシート(ベビーシート)と専用アダプター(本体に付属)を組み合わせることで、トラベルシステムとして利用できます。

【主な対応ベビーシート】
  • PIPA urbn2(ピパ アーバン2)
    ISOFIXベース不要で、車への取り付け・取り外しが極めて簡単な最新モデル。頻繁に車とベビーカーを移動させる方に最適です。
  • PIPA next N(ピパ ネクスト N)
    軽量で持ち運びやすい、R129適合の人気モデル。

これらのベビーシートをベビーカーのフレームにカチッと装着するだけで、快適に連れ出せます。

以下画像に記載の通り、CARI nextのベビーシートはDEMI nextに対応していないため購入の際は注意してください。詳しくはnuna公式をご確認ください。

引用:nuna公式

メリット2:【走行安定性】ハイシートとタフな足回り

本体の重さ(約15.4kg)を活かした圧倒的な安定感と、大径のゴム製タイヤ、そして強力なサスペンションが、ストレスフリーな走行を約束します。nunaのベビーカーの中でもトップクラスにタイヤが大きいため安定した走行が可能です!

ユーザーの声・体験談

多少の段差や、公園の砂利道も、ほとんどつまずかずにスイスイ進む!子どもへの振動も少なく、安心して散歩できる

また、座面高約60cmという超ハイシート設計も大きな魅力です。

  • 赤ちゃんとの距離が近い:
    地面からの熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけ、親子のコミュニケーションも取りやすい。
  • 乗り降りが楽:
    パパママが腰をかがめすぎずに、赤ちゃんを抱き上げやすい。

メリット3:マグネット式バックルでストレスフリー

引用:楽天市場

nunaのベビーカーで共通して高い評価を得ているのが、マグネット式のセーフティバックル(ハーネス)です。

グズる赤ちゃんや、動き回るお子様をシートに乗せるとき、通常のバックルだと手間取ることがありますよね。マグネット式なら、近づけるだけで「カチッ!」と一瞬で装着完了。

これは、片手で荷物を持っている時など、忙しいお出かけ時に絶大な効果を発揮する「神機能」です。

メリット4:大容量&着脱可能な収納バスケット

シート下の収納バスケットは、見た目以上に大きく、普段のお出かけはもちろん、大量の買い物も受け止めてくれる大容量サイズです。

さらに、このバスケットはフレームから取り外しが可能。荷物を入れたまま取り外して持ち運ぶことができるため、スーパーで精算した荷物をベビーカーに乗せる手間を省けます。

でん家族
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私たちはnuna ixxa nextを使用していて、大容量のバスケットはとても便利です。

以下の画像から分かる通りオムツの袋を6つ入れることができます!

メリット5:シートを装着したまま両対面折りたたみ可能

海外製ベビーカーの中には、折りたたむ際にシートを取り外す必要があるモデルも多いですが、DEMI nextはシートを装着したまま、対面・背面どちらの状態でも折りたたむことが可能です。

折りたたんだ後は自立する設計(ただし、設置場所を選ぶ場合があります)になっているため、玄関での収納にも対応できます。


nuna DEMI next の【4つのデメリットと注意点】〜後悔しないために〜

魅力的な機能が満載のDEMI nextですが、購入前に必ず知っておきたい注意点もあります。

メリットと注意点
  • 新生児から使うことが出来ない
  • 日本の環境では「重い」と「大きい」がネックに
  • 二人乗り(ライダーボート)の際の注意点
  • 初期費用が高額
  • 標準的な改札や出先の狭いトイレや通路など通ることが出来ない

デメリット1:新生児から使うことが出来ない

生後6か月ごろからの使用が推奨されています。そのため新生児から使うことを考えている家庭は別のベビーカーの購入を検討しましょう。

デメリット2:日本の環境では「重い」と「大きい」がネックに

ベビーカーの安定性の源である重さとサイズが、日本の都市部や住宅環境ではデメリットになりやすいです。

日常でこんな時に大変になるかも
  • 階段の上り下り、車のトランクへの積み下ろし、マンションのエレベーターがない環境での運搬は重労働になる。
  • 駅の一般的な改札口(約55cm)は確実に通りません常に車椅子用の幅広改札を探す必要があります。
  • 折りたたんでも大きいため、コンパクトカーのトランクや、狭い玄関では収納スペースの確保が必須。
ユーザーの声・体験談

走行はスムーズだけど、自宅の玄関が狭いので、折りたたんだ後、出し入れが大変。完全に自宅周辺の散歩専用機になっている

デメリット3:二人乗り(ライダーボート)の際の注意点

引用:楽天市場

二人乗り仕様にするには、別売りのライダーボードが必要です。

  • ライダーボード: 上のお子様を立たせて乗せるボード。
    • 注意点: ボードを使うと、押すパパママがベビーカーとの間に足を入れるスペースが狭くなり、少し押しづらくなる場合があります。

また双子用としてや2人座ってベビーカーを押すことはできないため、他のベビーカーを購入しなければいけません。

双子用はdemi growを購入するのがおすすめです。

引用:楽天市場

デメリット4:初期費用が高額

本体価格が14万円台と、国内メーカーの一般的なベビーカーと比較して高額です。

さらに、トラベルシステムとして利用するためのベビーシート、チャイルドシート接続アダプターや、二人乗りにするためのオプション品を加えると、総額はさらに上がります。

価格一覧表

商品名価格(税込)
DEMI next 本体¥140,800~
トラベルシステム①
PIPA urbn2(ピパ アーバン2)
¥52,800~
トラベルシステム②
PIPA next N(ピパ ネクスト N)
¥39,380~
ライダーボート¥24,750~

トラベルシステムは①②のどちらかを購入すれば良いです!

デメリット5:標準的な改札や出先の狭いトイレや通路など通ることが出来ない

改札や広くないトイレなど通路などがあった際に通り抜けができないです。

新幹線改札や幅の広い改札の通り抜けは可能です!

通常の改札幅

一般的な駅の改札の幅は、鉄道会社や駅によって多少異なりますが、おおよそ55cm~60cm程度とされています。

※新幹線改札の通路幅は65cmが標準とされています。

折りたたんだときは思ったよりもコンパクトになりますが、幅が広いこともネックになる可能性があります。

その他にもヌナの商品は海外製品で日本製のものより高さがあるベビーカーのため、身長の低い方には使いずらい可能性があります。


DEMI nextは「どんな人におすすめ?」タイプ別診断

メリットとデメリットを踏まえ、DEMI nextはどんな人にお勧めできるでしょうか?

おすすめできる人

  • 将来的に二人目を考えている方
    拡張性があるため、ベビーカーの買い替え費用や選定の手間を省ける。
    「一台で長く使いたい」というニーズに最適。
  • 郊外・車移動がメインのご家庭
    重さやサイズがネックになりにくく、トラベルシステムが最大限に活躍する。公園や悪路が多い環境でも安定した走行が魅力。
  • 「デザイン」と「走行性」を最重視する方
    ハイシート、スタイリッシュなデザイン、そして極上の安定走行があります。またDEMI nextは他のnunaのベビーカーと比べて被りにくいのも良いポイントです!
  • ベビーカー2台目の購入を考えている人
    電車移動用のベビーカーはすでに持っていて、「車移動する際の一台」や「より安定感の走行性をベビーカーに求めている」方におすすめ。

おすすめできない人

  • 新生児から使いたい方
    DEMI nextの対象年齢は生後6カ月から使用を推奨しています。そのためそれまでは別のベビーカーを使用しなければいけません。
  • 公共交通機関をメインで利用する方
    電車やバスでの頻繁な利用は、重さ約15.4kgと横幅63cmが大きなストレスとなる可能性があります。nunaのもっと小さいサイズの購入や別のメーカーのベビーカーを検討することをおすすめします。
  • マンションの高層階などで階段移動が多い方
    ベビーカーはかなり重量があるため毎日の運搬が困難になる可能性が高いです。
    エレベーターのサイズも要確認。
  • ベビーカーは安いもので良いと思っている方
    nunaのベビーカーは他のベビーカーと比べ値段が高いです。そのためベビーカーは安いもので良いと思っている方は別のメーカーのベビーカーを購入することをおすすめします。

nunaの他モデル(TRIV next/MIXX next)との比較

DEMI nextは魅力的ですが、nunaの他の人気モデルと比較して、ご自身のライフスタイルに合っているか確認しましょう。

モデル名DEMI nextDEMI growTRIV nextMIXX nextIXXA next
立ち位置拡張性・安定性・2人乗り双子用都市型トラベルシステム最強後輪大きく安定感軽量モデル
本体重量(kg)15.415.19.1~9.314.86.55
対象月齢生後6ヶ月~4歳(体重22kgまで)生後6ヶ月から15kg(身長14.3cmまで)新生児~4歳(体重22kgまで)新生児~4歳(体重22kgまで)生後1ヶ月~4歳(体重22kgまで)
おすすめな人二人目を予定、車移動メイン、走行性重視二人乗り予定公共交通機関も利用、新生児から、軽快さ重視走行性も大事だが、重量も抑えたい方公共交通機関も利用、新生児から、軽快さ重視

DEMI nextの最大の優位性は、他のモデルにはない「二人乗りへの拡張性」と、重さゆえの「揺れの少なさ・安定感」にあります。


まとめ:DEMI nextは「拡張性と安定感」を求める家族の最強の相棒!

  1. 生後6か月から二人乗りまで対応できる「将来を見据えた拡張性」
  2. 大径タイヤとサスペンションが実現する「極上の走行安定性」
  3. 親子の距離が近い「超ハイシート設計」

高級なベビーカーですが、ベビーカーを途中で買い替えるコストや、走行安定性が低いことによるストレスを考えれば、「長く愛用できる家族のメインカー」として十分な価値があると言えるでしょう。

もし、あなたのライフスタイルが「車移動メイン」「二人目を予定している」「デザインと走行性に妥協したくない」に当てはまるなら、DEMI nextは最高の相棒になってくれるはずです。

購入前には、必ず店頭で実際に押してみて、重さや横幅の感覚を確認してみてくださいね。

この記事を書いた人
でんちゃん

一児の父。人事として6年、採用・教育・労務・人事制度などを経験してきました。これまで200名ほどの方と面接を実施してきたので就職・転職に関するノウハウがあります。またExcelを用いたデータ分析が得意です。
娘が生まれ日々のすさまじい成長を目の当たりにしています。
人事やExcel、子育てに関してのお役立ち情報を伝えるブログを作っていきます!

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