新しいことに挑戦しようにも仕事や子育て、会社の飲み会でまとまって考えたり行動する時間が取れない。将来に対して漠然とした不安があり夜中に突然起きてしまったり、そもそも中々寝れなかったりと将来に対して悩みや不安を抱えていませんか?毎年新年に新しいことに挑戦してみようと目標を掲げていたけど、気づいた時には三日坊主になってしまって挑戦を辞めてしまった経験ありませんか?
いくら現状に不安があって悩んでいたとしても悩んでいるだけでは未来は良くなっていきません。だからこそ現状の自分なりに今できることを少しずつ行動していく必要があります。
本書では、忙しい中で新しいことに挑戦するために大切な観点を3つご紹介していきます。
今回紹介する結論はこちらです。
- ドキドキする目標を作る
- やらないことを決める
- ご褒美の設定
では上記3つを説明する前にまずは新しいことにチャレンジするメリット・デメリットに関して説明していきます。
チャレンジするメリット・デメリット
新しいことはあなたにとって未知の領域でそこには様々な希望や不安が出てくると思います。あなたはその希望や不安にはどんなものがありますか?まずはチャレンジすることのメリット4つ、デメリットを3つご紹介します。
メリット
- 新しい知識を学ぶことができる
- 他の事にも挑戦しやすくなる
- 新しい自分を発見できる
- 後悔することがなくなる
デメリット
- 現段階で分からないことが多く不安になる
- やらないことを決めないといけない
新しいことに挑戦してみると、これまで知らなかった知識や知見を得ることができ、自己肯定感が上がったり、やろうと思っていたことができたりすることで後悔が減っていきます。しかし、何かを始めるためには何かをやめないといけない場合が多いです。また新しいものはこれまで知識がないものが多いため、何から手を付けたらよいのか、何をするのが正解なのかわからないですよね。
そういった状況の中で私たちはどんな考え方をもって新しいことにチャレンジすればよいのでしょうか。
チャレンジするために必要な考え方
新しいことにチャレンジするためには結論下記3つの考え方が重要です。
- ドキドキする目標を作る
- やらないことを決める
- ご褒美の設定
具体的に例を用いながらどういったことか説明していきます。
ドキドキする目標を作る
結論、”身体がそわそわするな”や”出来るか不安だな”、”行動を躊躇してやりたくないな”といった心や身体に反応が起きるような目標設定が大切です。例えば、副業を始めて本業以上の収入を稼ぐという目標を設定したとします。この掲げた目標は大変すばらしいと思いますし、達成する価値があると思いますが、その目標を立てて貴方は身体がドキドキしますか?もし、ドキドキしないなと思ったらもっと具体的に目標を設定する必要があります。例えば、ブログで収入を得ると考えた場合、毎日1本ブログを投稿するや1ヶ月に1500字以上の記事を20本投稿するといった目標を掲げたほうが心や身体にドキドキする反応が出てきませんか?そういった具体的かつ、現状に対して心身の負荷が生まれるような状態がとてもいい目標です。
やらないことを決める
また、ドキドキする目標が設定出来たら次は、やらないことを決めることもとても重要です。なぜなら目標達成のために何かに取り組むためには、それだけ自由な時間が必要だからです。やらないことの例として、テレビを見ない、会社の飲み会に参加しない、スマホゲームをしないなど貴方の中で目標を達成するためにやらなくてもよいことを洗い出して、思い切ってやめる力がとても大切です。
ご褒美の設定
ここまで出来たら最後はご褒美の設定です。「今日は気分が乗らなかったけれど、気持ちを切り替えて頑張れた!」「今日のやることリストが全て達成することができた」というような行動の成果に対して、ご褒美があると、モチベーションにつながり明日からもう少し頑張ろうと脳が勝手に思ってくれます。私のお勧めは、目標に見合ったご褒美を先に設定することがとても重要だと思います。例えば、1週間で5本ブログを投稿するという目標を設定したとします。あなたにとってこの目標がとても難しい場合、ご褒美もそれに見合ったものにします。例えば、5本書いたらサウナに行ける、3000円以上のランチを食べに行く、ゴルフが好きだからゴルフの打ちっぱなしに行くなど自分なりのご褒美を設定することが良いです。新しいことにチャレンジするとうまくいかないことがたくさん出てくると思うので、そういったストレスや自己肯定感が下がるのを防ぐために上手くご褒美を設定して継続的にチャレンジできるような仕組みづくりをしていきましょう!
最後に
新しいことにチャレンジするとき、最初から大きな目標を掲げることは大変すばらしいですが、その大きな目標を自分なりに分解して自分の心や身体がドキドキするような状態に落とし込んで小さくスタートしていってもよいのではないでしょうか?大きな一歩をいきなり踏み出せる人を見て、羨ましいや自分には無理だと思うことがあるかと思いますが、自分なりにスタートしてみましょう。現代はVUCAと呼ばれるいろんなことが起こる時代です。だからこそ一歩踏み出してチャレンジをする、自分の背中を自分で押すことが大切になってきます。頑張るだけではなく、たまには息抜きをして自分らしく行動していきましょう。最後に世代を代表する有名なロッククライマーのドット・スキナーの名言をお借りしてまとめとさせていただきます。
「一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる」
頂上の彼方へ―究極の山から得た40の教訓
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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