「大阪で働きたいけど、給料が高い会社ってどこだろう…」
「転職先として、年収が高い会社を比較検討したい」
そんな風に考えている方はいませんか?
この記事では、大阪に本社を置く上場企業に絞り、平均年収が高い会社をランキング形式でご紹介します。年収だけでなく、その企業の事業内容や働き方の特徴も解説するので、転職活動・就職活動の参考にしてください。
平均年収ランキングTOP10【大阪上場企業】
さっそく、大阪に本社を置く上場企業の中から平均年収を基にしたランキングを発表します。
【ランキング表】
順位 | 企業名 | 平均年収(円) | 業種 |
---|---|---|---|
1位 | 株式会社キーエンス | 20,670,730 | 電気機器 |
2位 | 伊藤忠商事株式会社 | 17,536,469 | 総合商社 |
3位 | 朝日放送グループホールディングス株式会社 | 12,622,000 | 情報・通信業 |
4位 | 京阪神ビルディング株式会社 | 11,161,000 | 不動産業 |
5位 | 株式会社プレサンスコーポレーション | 10,975,013 | 不動産 |
6位 | 長瀬産業株式会社 | 10,951,000 | 専門商社 |
7位 | 日本ペイントホールディングス株式会社 | 10,840,000 | 化学 |
8位 | 武田薬品工業株式会社 | 10,813,000 | 医薬品 |
9位 | ダイビル株式会社 | 10,157,000 | 不動産業 |
10位 | 小野薬品工業株式会社 | 9,868,642 | 医薬品 |
- 対象都市:本社を置く上場企業が10社以上所在する市区町村
- 対象期間:2024年6月1日から2025年6月1日
- データソース:日本最大級の企業データベース「SalesNow DB」
- データ件数:約540万社の企業データを対象(うち対象条件に該当した企業を抽出)

このランキングを見て、やはり1位はキーエンスですね!予想通りだった方が多かったのではないでしょうか?
ランクイン企業の詳細をチェック!
ここからは、ランキングに登場した企業の特徴を詳しく見ていきましょう。年収が高い理由や、どんな働き方ができるのかも探っていきます。
1位:株式会社キーエンス(電気機器)
平均年収:約2,067万円
製造業向けのセンサーや測定器などを開発するメーカーです。「最小の資本と人で、最大の付加価値をあげる。」という経営理念のもと、高収益体質を維持しています。社員の成果を正当に評価し、それを賞与に反映させることで、業界トップの年収を実現しているのが大きな特徴です。
- 成果主義:
売上への貢献度が高いほど、業績賞与でダイレクトに反映されます。また入社に学歴不問であることで有名ですね! - 高い専門性:
製品知識や顧客の課題解決能力など、専門性を高められる環境です。
2位:伊藤忠商事株式会社(総合商社)
平均年収:約1,753万円
総合商社として、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融など、非常に多岐にわたる分野で事業を展開しています。ファミリーマートを買収し、toC領域でもほかの商社に優位性を持っています。
- 若手から責任のある仕事を任せる社風:
精神のタフさや情熱のある人物像 - 朝型勤務制度:
残業を抑制し、社員の生産性を高めるための取り組み - 多様な働き方を支援する制度:
伊藤忠商事は、社員一人ひとりのライフステージやキャリアプランに合わせた柔軟な働き方(在宅勤務やフレックスタイム制、育児・介護支援など)をサポートする制度を充実させています。
3位:朝日放送グループホールディングス株式会社(情報・通信業)
平均年収:約1,262万円
テレビ・ラジオの放送事業を中核とした総合コンテンツ事業グループです。単なる放送局にとどまらず、事業を多角化(放送事業やコンテンツ事業、ライフスタイル事業)しているのが特徴です。
- ワークライフバランスの支援:
育児休業の取得率は女性で100%、男性でも高い水準を維持しています。 - ダイバーシティの推進:
新卒だけでなく、専門的なスキルを持つキャリア採用も積極的に行っていたり、同性パートナーシップ制度も用意されています。 - 柔軟な働き方の推進:
テレワーク/在宅勤務や副業・プロボノ活動を応援している。
4位:京阪神ビルディング株式会社(不動産業)
平均年収:約1,116万円
オフィスやデータセンター、商業施設など、多岐にわたる種類の不動産を保有・賃貸することで、安定した事業基盤を築いています。また、三井住友銀行との関係が深い「銀行系不動産会社」としても知られています。
- 職場環境:
役職・部署を越えたコミュニケーションが活発で、少人数ならではの距離の近さ・やりがいがあります。 - 制度・働き方:
フレックスタイム制、介護・育児中の方は時短制度もありライフイベントに合わせた柔軟な働き方が可能です。 - 安定性:
多彩な事業展開と健全な財務バランスにより、安定した経営を続けています。
働き方については特出したポイントはなさそうでした。
5位:株式会社プレサンスコーポレーション(不動産)
平均年収:約1,095万円
自社ブランドのマンション「プレサンスシリーズ」の企画・開発・分譲を主力事業とした不動産会社。
- 実力主義・成果主義:
年齢や社歴に関係なく評価や高額なインセンティブ明確な昇格基準確な昇格基準があります。 - 専門性の高いキャリア形成:
職種や勤務地ごとに採用を行うため、会社都合による定期的な人事異動や転勤がほとんどありません。 - ワークライフバランスと福利厚生:
事務職は完全週休2日制を導入。長期休暇、資格取得支援制度、住宅補助を用意しています。
まとめ:自分に合った働き方を見つけよう
いかがでしたか?
今回は大阪市に本社を置く上場企業の中から、平均年収ランキングTOP10をご紹介しました。年収の高さはもちろん、それぞれの企業が持つ事業内容や文化、働き方の特徴も異なります。
ご自身の「転職で何を重視するか」を明確にすることで、より良い選択ができるはずです。
今回のランキングが、あなたのキャリアプランを考える一助となれば幸いです。
【参考文献】
- PR TIMES「大阪市に本社がある企業の平均年収ランキング、2位はサントリーHD、1位は…」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001312.000049221.html
コメント