ドジャース左腕ベシア、娘の死を公表 ワールドシリーズ欠場の理由明かす「言葉にならない痛み」

ロサンゼルス・ドジャースの左腕アレックス・ベシア投手(29)が、今季のワールドシリーズに出場しなかった理由が明らかになった。

妻のカイラさんが11月7日(日本時間8日)、インスタグラムを通じて、生まれたばかりの第1子である娘が10月26日に亡くなったことを公表した。

カイラさんは投稿の中で次のように綴っている。

翻訳

私たちの小さな天使、私たちは永遠にあなたを愛し、あなたはいつも私たちと一緒にいます。

私たちの美しい娘が10月26日日曜日に天国に行きました。 私たちが経験している痛みを表現する言葉はありませんが、私たちは彼女を心の中に抱きしめて、彼女と過ごした一瞬一瞬を大切にしています。

この間、ドジャースの理解とサポートに感謝します。 私たちの野球ファミリーが私たちのために現れた。彼らなしではこれをできないだろう。

ドジャー・ネーション、ブルージェイズの組織、そしてすべての野球ファンの皆様、愛とサポートに感謝します。 皆さんのメッセージ、コメント、投稿はすべて見ました。 それは私たちに多くの慰めをもたらしました。

最後に、ケイラとスターリンを助けてくれたCedars Sinaiと医療スタッフの皆さんに感謝します。 私たちが出会った全ての人が本当に素晴らしかった。

愛を込めて、
ヴェシアス

ベシア選手は今季、レギュラーシーズンで68試合に登板し、防御率3.02を記録。ポストシーズンでもブルペンの主力として活躍していた。

しかし10月23日、球団が「家族の重大な問題」により離脱したと発表。そのまま24日に開幕したワールドシリーズの登録メンバーから外れた。

デーブ・ロバーツ監督は当時、「彼は大切な家族の時間を過ごしている。シリーズ中に戻ることは難しいだろう」とコメント。
ドジャースのチームメートもSNSで「家族のために祈っている」「彼の決断を尊重する」と投稿するなど、団結して支えた。

さらに10月31日の第6戦では、対戦相手だったトロント・ブルージェイズの救援陣がベシア選手の背番号「51」を帽子に刻み、哀悼の意を表した。
現地メディアは「勝敗を超えた品格ある振る舞い」と称賛している。

ベシア夫妻は4月に妊娠を公表し、家族として新たな命を迎える準備を進めていた。
それだけに今回の訃報は球界全体に深い衝撃を与えた。

ドジャースは声明で「アレックスとカイラのプライバシーを尊重し、チームとして最大限の支援を行っていく」と発表。
ファンからも「あなたの家族に愛を」「野球よりも大切な時間を」といった励ましのメッセージが相次いでいる。

ベシア選手は今後について、「娘との時間を胸に刻み、家族とともに歩んでいきます」とコメントを残している。
マウンドに戻る日がいつになるかは不明だが、彼の姿勢は多くの人々の心に深く刻まれた。

この記事を書いた人
でんちゃん

一児の父。人事として6年、採用・教育・労務・人事制度などを経験してきました。これまで200名ほどの方と面接を実施してきたので就職・転職に関するノウハウがあります。またExcelを用いたデータ分析が得意です。
娘が生まれ日々のすさまじい成長を目の当たりにしています。
人事やExcel、子育てに関してのお役立ち情報を伝えるブログを作っていきます!

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